上司と部下の秘密の関係

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上司と部下の秘密の関係

会社の誰も知らない。冷静沈着で仕事の鬼と恐れられている営業部の黒田部長と私が、秘密の関係にあることなど。

私の名前は佐藤麻衣。入社3年目のごく普通のOLだ。黒田部長は私より15歳も年上で、社内では誰もが憧れる存在。厳しいけれど仕事ができて部下思い。そして時折見せる笑顔がたまらなくセクシーなのだ。


私たちの関係が始まったのは、3ヶ月前の或る雨の夜だった。

大きなプロジェクトが終わり、部で打ち上げがあった。その帰り道、私は運悪く終電を逃してしまった。途方に暮れていると、後ろから声をかけられた。

"佐藤、どうした?"

黒田部長だった。彼はタクシーを拾おうとしていたらしい。事情を話すと、彼は少し考えた後、"俺の家、ここから近いんだが…泊まっていくか?"と信じられないような提案をしてきた。


彼のマンションは想像していたよりもずっとシンプルで洗練されていた。リビングの大きな窓からは雨に濡れた東京の夜景が一望できた。

"シャワー、先に使うか?""あ、はい…お借りします"

借りたバスルームは彼の香りで満ちていた。シャワーを浴びながら心臓が早鐘のように鳴っているのを感じた。これは夢なのだろうか。

バスルームから出ると、彼はソファでウイスキーグラスを傾けていた。

"こっち、来いよ"

彼の隣に座ると、アルコールのせいか彼の体がいつもより熱く感じられた。私たちは仕事のこと、プライベートのこと、色々な話をした。普段の彼からは想像もつかないような穏やかな表情。私はますます彼に惹かれていった。


話が途切れた瞬間、彼は私の顎に手を添え、顔を近づけてきた。

"佐藤…お前のこと、ずっと気になってた"

そして彼の唇が私の唇に重なった。それはとても大人で優しいキスだった。抵抗なんてできるはずもなかった。

その夜私たちは体を重ねた。彼のリードはとてもスマートで、私の恥じらいをいとも簡単に取り払っていった。彼のたくましい腕の中で私は何度も快感の波に溺れた。それは私が今まで経験したことのない強烈な体験だった。


翌朝、彼の腕の中で目覚めた時、私は幸せと同時に大きな不安に襲われた。これからの私たち、どうなるんだろう。

"おはよう"

彼の優しい声に私は我に返った。

"部長…昨日のことは…""会社では今まで通りだ。これは俺たちだけの秘密だ"

そう言って彼は私の髪にキスをした。その瞬間、私はこのスリリングな関係に身を委ねることを決めた。


それからというもの、私たちの秘密の関係は続いている。

会社では私たちは完璧な上司と部下を演じている。彼の厳しい指導に私が必死で食らいついていく。誰も私たちの間に流れる熱い視線には気づかない。

でも二人きりになれる瞬間を私たちは見逃さない。給湯室ですれ違いざまにそっと手を握られたり。誰もいないエレベーターの中で短いキスを交わしたり。その度に私の心臓は高鳴り、背徳感と興奮が入り混じった甘い痺れが全身を駆け巡る。


そして仕事が終わると、私たちは彼のマンションか私の小さなアパートで情熱的な時間を過ごす。彼は会社での厳しい表情とは打って変わって、私にだけ甘えた顔を見せる。

"麻衣…会いたかった"

そう言って私を強く抱きしめる。そのギャップがたまらなく愛おしい。

私たちは互いの体を貪るように求め合う。会社でのストレスや、秘密を抱える緊張感が、私たちのセックスをより一層激しく、官能的なものにしているのかもしれない。


もちろん、この関係に未来はないのかもしれない。彼は会社の重要なポストにいる人間だ。私との関係がバレれば、全てを失うことになるだろう。

でも今はそれでいい。先の見えないスリルが私たちの日常を鮮やかに彩ってくれている。会社でのクールな黒田部長。私だけの情熱的な和也さん。二つの顔を持つ彼を私は独り占めしているのだ。

今日もまた、私は黒田部長の厳しい言葉に心の中で舌を出す。

(今夜、覚えてなさいよ)

そして彼だけに見えるようにそっと微笑むのだ。私たちの秘密の関係はまだ始まったばかりだ

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